ペット

ペット_f0174982_9254085.jpg先日、知人より1本の電話がありました。
「今回の地震で迷い犬になってしまったワンちゃんがいて・・・」

あるワンちゃんが一時的に関東近郊に預けられていて、飼い主になってくれる人を探している。
ワンちゃんの飼い主と見られる人は不明で、一時的なのか、そのまま引き取って飼うのかは
まだ分からないけど、迎えてもらえないか‥‥

という、お話でした。

秋田犬のワンちゃんが、東京の我が家の狭いリビングで、一時的ならともかく、一生をかけて共に生きる。
本当に我が家に出来る事なのか・・・
なかなかすぐに答えがでませんでした。(マイカの事が気にかかっていたのもあります)

結局、鳥取県のご家庭に引き取られる事になったそうです。
ホッとしました。






震災後は、もちろんライフラインの復旧が一番大事。避難所では多くの方がただでさえ我慢を強いられ、協力し合っている。人間としての生活を立て直すのが大変な時にペットなんて・・・
と思うのも当たり前の感情です。

でも、
ワンちゃん、猫ちゃん、動物と一緒に今まで生活をした人は
「ペット」という言葉は使いません。
「家族」です。

これから生活を立て直し、元気を取り戻し、力を振り絞る為にも、
かけがえのない大切な家族には側にいて欲しい。一緒に暮らしたい。

これは贅沢でも何でも無く、普通のごく当たり前の気持ち。

現実には、今後仮設住宅で多くの人達と共生して行く場合、動物嫌いの人もいるので、それぞれの気持ちに配慮が必要だと思います。

「災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、
 愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加を求める署名」
“動物アレルギーの方”“動物が苦手な方”“新生児”なども避難しています。
単に「ペット飼育者の権利を主張するだけ」ではなく、エリアを区切ることで「ペットが一緒だと困る方に対しても、安心・安全に避難する場所」をお約束し、双方にとって有意義なものにするための署名


私も15年間、マイカと共に暮らし、多くの愛をもらってきましたので、
この活動に賛同する事にしました。

阪神大震災時に行われたこの活動は1万名の署名を集め、ペットと暮らせる仮設住宅が作られた実績もあります。今回はその2倍の2万名の署名を集める目標としています。

署名活動の詳細や署名用紙のダウンロードはこちらです。

私もお声かけしていきますので、ご賛同頂ける方はご署名どうぞよろしくお願いします。

被害を受けた皆様が、離ればなれになった家族と再会し、共に前を向いて暮らせますように‥‥






『災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、
愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名』
環境大臣 殿
【 趣 旨 】
私達は、災害時における愛玩動物とその飼養管理者(飼い主家族)の双方における、精神的安定を維持するための条例制定を目標とし、避難所及び仮設住宅での共同生活を確保することを要望します。
1.避難所について
愛玩動物同伴可能の避難所を、全避難所のうちの25パーセント確保することを要望します。
もしくは、1避難所の中に、愛玩動物同伴可能のエリアを25パーセント確保することを要望します。

2.仮設住宅について
愛玩動物同伴入居可能の仮設住宅を、全仮設住宅のうち、25パーセント確保することを要望します。

3.災害時の愛玩動物への給餌・給水
災害時、愛玩動物に対して最低限の給餌・給水をすることを要望します。

4.災害時の愛玩動物の健康維持について
A.飼い主家族からの要望があった場合、獣医師へ協力を要請することを要望します。
B.災害によって飼い主が分からない愛玩動物については、保護施設にて一時預かり及び、必要により健康診断・治療等の措置を取り、その愛玩動物の写真を印刷物やホームページにて掲載し、預かりを公示することを要望します。


署名締め切りは4月30日までです。こちらから詳細&署名用紙ダウンロードできます。
by motti-alegre | 2011-04-06 09:29 | 雑感