オムツとプライド

我が家のペット。もはやペットという言葉も違和感がある。
ペットではなく、家族。私にとっては家族というくくりにするのも物足りない。
私の文才では表現しきれぬ存在。

そんな、我が家のマイカ(17歳)の話なのですが‥‥




マイカは、私が初めて家族として受け入れることになった動物。

私の育った環境は、両親の意向で動物と触れ合う機会はありませんでした。

夫のペットとして出会ったのがマイカ。動物に興味が無かった私が、虜になりました。
こんな表現、普段ならしないタイプの私ですが、まさに運命を感じたのです。

そこで夫とマイカと共に連れ添い、途中に人間の愛おしい子供も加わり(こんな風に言ったら、息子が怒ります。笑。ナイショ)16年が経ちました。

この間の思い出は、いつか迎える日が来てから振りかえるつもりです。

そして本題。

結論から‥‥実は最近、とうとう、オムツを履かせました。

自力で立つ事もままならず、トイレをもよおしても、水を欲しても、自らの力ではどうにもならなくなりました。私がちょっとお買い物に行ったり、お風呂に入ったり、ほんの短い時間でも、我慢ならず、這いつくばって汚物にまみれた姿の日も増えました。辛いのは夜中。少しの物音や、細い声(マイカは控えめな性格なので、吠える事がめったにありません。)で泣いているのを察知して、夫と私の夜勤です。

‥‥‥とここまでは、私達人間の事情。

オムツをしてから、マイカは夜中のおトイレの回数が減りました。朝方の始めの散歩(と言っても、外に抱っこして連れ出す感じですが‥‥)で、時間をかけて用をたします。
赤子の様にオムツには頼れない様です。我慢しているのかもしれません。
病院の先生に相談しました。「それは犬のプライドです。」
犬は動物として、自身で立ったり、歩けなくなったら、人生(犬生?)の役目の終焉を感じ取るのです‥‥と。

尊厳、プライドとは何か‥‥‥私も理解しているつもりです。
自分の為に生きているか。飼い主の為に生きているのか。

ただ、今。目の前のマイカは何度も転びながらもご飯のお皿を目指して這いつくばっています。
歩けなくとも、ハーネスを付けて、電柱に残された、社会の情報の印を必死に嗅ぎ取ろうとしています。

そして、何よりも。エゴと言われようとも、まだまだ私達のそばに居て欲しい。オムツ姿すらかわいく愛おしいマイカに‥‥

私はパン・料理教室主宰者。食を扱う場所で、動物がいるのは許されない事と思っています。
ただ、現実では、生徒さんに甘えています。
レッスン中でも、マイカの息を確認できる事。時折、オムツの異変!?に生徒さんから教えて貰う事。(Yさん、ありがとう。)
そして、みんなが優しい目で、マイカの寝顔を見つめてくれる事。

本当に、ありがとうございます。

今月のレッスンでも、甘えざる負えない状況の事をお許し下さい。

でも、苦手な方(教室なので、NGで当たり前だと思っています。)は、本当に遠慮なくキャンセルして下さいね。

オムツ姿のマイカはそれなりにかわいく(笑)、
写真載せようとも思いましたが、自粛(^^;)
レッスンに来て下さった方は、是非オムツの柄をチェックして下さいね。
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by motti-alegre | 2010-09-12 21:37 | 雑感 | Trackback

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