2010年 10月 27日
心のよりどころ
秋の夕暮れは何故こんな淋しい気持ちになるのでしょうね。微熱です。
みなさんもお気をつけ下さいね。
先日、悲しい知らせがありました。
職業柄なのか、楽しい事も悲しい事も心配事も多くのお話を聞く事が多いです。
私は、それなりに大人だし、色んな人に出会い、色んな意見を聞ける境遇でもあったし、
そんな時には、なるべく、私なりの言葉を探して返したい。
それは、時が流してくれる事もあるし、他へ目を向ける事で救われる事もある。
何かしら生きていく知恵によって解決したり、時には逃げたり、誤摩化したりも必要で。
「あなたの気持ちよく分かるよ。」これだけは言えないし、言わない。
だって、絶対ほんとのところは分からない。少しだけでも似た感情を持てたからといって、知った風になるなんて、本気のその人に失礼な気がして。
でも、本当は、その言葉を言った方が、相手にとっては安心してもらえるのかな。
言わない私は、少し、いや凄くドライと思われるときもあるのかも。
かける言葉すら見つからない時。どうすればいいの。
どんな言葉を重ねても、しっくりこなくて、何かを言えば言うほど、なんだか下世話で、陳腐。
結局言葉は見当たらなかった。
ごめんなさい。
ただ、じっくりと、ゆっくりと時間をかけて見守りたい。見守る決意はあるって事は伝えたかったのに。何も言えませんでした。
私の無力さや今後悲しみを乗り越えて生きる大変さを考えてばかりで、なんにもできないたった今も、その人は悲しみを心に隠して、笑顔を作り、仕事をしてる。でも、きっと、絶対神様はそんなあなたを見てると思う。私は無宗教だけど、見ててくれる人や神様はいると信じてます。
頑張らなくていいから、今を何とか乗り切って欲しいと願います。
家族、友人、ペット、恋人、、、人によってはお金。なんて人もいるかもしれないけど、
本当に人は支えが必要なんだな。
でも、もっと私にとって大切なのは、
私を心のよりどころだって、必要だって思ってくれる人がいたら尚嬉しい。
それを感じられただけで、もっと頑張りたいって思えるし。
欲しがらない。必要とされる。それが理想なんです。